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葡萄酒か、さもなくば 銃弾を
2008-09-06
NHKワシントン支局長だった、手嶋 龍一氏の著書を読んでいるが、無断ながら一部、転載しておきます。近いうちに国政選挙も行われるはずだから、参考までに。
いかに民主制の衣をまとっていても、多くの国々ではいまなお、死の覚悟なき者が
政に関わることを許さない。政治を志すとは、謀殺の危険と常に背中合わせに暮らす
ことなのである。だが、そんな現実感覚を私たちはいつの頃からか摩滅させてしまった。
明治維新や昭和軍閥の時代を振り返るまでもない。戦後もなお政治はテロルと共に
あった。だが今日の日本では、政治指導者はもはや狙撃の標的にすらならない。
それほどに、この国の政治は弛緩し、緊迫感を喪失してしまっている。民主国家にあっては
「政治のなかの死」などあってはならないと主張するひとも、暗殺の予感がつよい政治家を
育んできた事実は否定しまい。
そうね。今の日本の政治家には、どうでもいいようなのが多すぎて、自分の人生をかけて
殺そうなんて思わないわよね。
一人くらい、そう思わせてくれるような政治家を期待します。
ついでに、著書を(と、いうより、自分で読んだ)紹介します。
・外交敗戦
・ウルトラ・ダラー
・ライオンと蜘蛛の巣

